大阪シティバス用語辞典集

大阪シティバスの社内やファンが使用するあんな言葉やこんな言葉。バス趣味界隈で広く使われる言葉も含めて用語辞典として集めてみました。
(記載内容は2024年2月現在・クリックするとジャンプします)

あ行(あ〜お)

相川駅前(あいかわえきまえ)

シティバスの停留所を50音順に並べると最初に出る停留所。淀川地区に位置し27号系統の終点でもある。

対義語渡辺橋

アニメファン アニメを好む愛好者のこと。バスファンはほぼ男性につき兼業者は男性向けの美少女系を好む例がほとんど。
EVモーターズ・ジャパン(いーぶい-) 電気自動車専門の国内バス販売事業者、略称は「EMJ」。既存の大手に先駆けて電気バスの販売を開始。
IKEA行バス(いけあゆき-) 2014年運行開始。IKEA鶴浜店と大阪駅・JR難波駅を結ぶ路線で基本的に酉島の専用車が充当される。
いすゞ自動車(いすずじどうしゃ) 国内最大手のバス販売事業者。「エルガ」など路線車の開発に強く質実剛健な造りでシェアを拡大。
井高野営業所(いたかのえいぎょうしょ) 2018年開設。開設当初から南海バスに管理委託されており、淀川地区や都島地区の路線を担当する。
今里筋線BRT(いまざとすじせんびーあーるてぃー) 2019年から試験運行中のBRT。「いまざとライナー」の名で運行し、シティバスが運行業務を受託。
ウィズダム・モーター 中国の車体架装会社。EMJの車両を架装し、中国国内で製造した車体を輸入する製造方式がとられている。
ウエストミンスターの鐘(-かね) いわゆる学校のチャイム。シティバスでは2018年度車まで中扉の開閉音にこの音階が採用されていた。
運行指標(うんこうしひょう) 各運転手が携行する1日分の行路。シティバスの場合は必ずしも車両の運用と一致していない。別名スターフ。
運賃箱(うんちんばこ) 運賃を支払う際にICタッチや硬貨投などを行う箱。シティバスの運賃箱は全車つり銭方式を採用している。
エアロスター 三菱ふそうが販売する大型車両のブランド名。シティバスでの自社導入はなくすべて移籍車のみの在籍。

関連語エアロミディ

エアロミディ 三菱ふそうが販売していた中型車両のブランド名。シティバスでの自社導入はなく2017年販売打ち切り。

関連語エアロスター

AMT(えーえむてぃー) 自動マニュアルトランスミッションの略。意図しない変速を行うことがあるため運転手からはおおむね不評。
SDGs(えすでぃーじーず) 持続可能な開発目標の略。目標は全部で17種類で、2020年代に入り交通事業者も含め広く社会に普及。
F8 シリーズ2-シティ・バス(えふえいと-つー-) EMJが販売する電気バスのブランド名。ブランドは大型車・中型車共通で国交省標準仕様にも対応。

関連語F8 シリーズ4-ミニ・バス

F8 シリーズ4-ミニ・バス(えふえいと-ふぉー-) EMJが販売する小型電気バスのブランド名。国交省標準仕様に対応し車体寸法等も先発の小型車に準拠。

関連語F8 シリーズ2-シティ・バス

MT(えむてぃー) マニュアルトランスミッションの略。燃費面で優位性があったが路線バスに限らずAT車への移行が進行中。
エルガ いすゞが販売する大型車両のブランド名。初登場は2000年で現行のデザインは2016年から製造。

関連語エルガミオ

エルガミオ いすゞが販売する中型車両のブランド名。初登場は1999年で現行のデザインは2016年から製造。

関連語エルガ

大型車(おおがたしゃ)

車長10.5m以上の車両。車幅は基本的に2.9mだが中型車と同じ車幅の車両も在籍したことがある。

大阪運輸振興(おおさかうんゆしんこう)

1988年設立、シティバスの旧社名。外郭団体同士の整理によりバス事業に進出した。略称は運振。

大阪エヴェッサ(おおさか-)

大阪市本拠のバスケットボールチーム。試合開始直前に運行する直行バスをシティバスが運行している。

大阪市(おおさかし)

シティバスの株主。2018年までバス事業を運営、2011年以降は政治団体公認の首長が歴任している。

大阪市営バス(おおさかしえい-)

旧大阪バスと並ぶシティバスの前身。運行開始は1927年で実は後発、巨額負債が原因で2018年全廃。

大阪シティバス(おおさか-)

大阪市内を営業区域に持つバス事業者でオオサカメトロのグループ企業の一角。旧社名は大阪運輸振興。

関連語オオサカメトロ

大阪府(おおさかふ)

実質的な大阪市の上部組織。2010年代に進んだ府市統合の動きは政治団体公認の知事が主導して行われた。

オオサカメトロ

正式名称は大阪市高速電気軌道。旧交通局の地下鉄部門が民営化し発足、シティバスの主要株主でもある。

関連語大阪シティバス シティバス

オスカードリーム

大阪市営バスの土地信託事業として1995年開業。採算見込みが甘く巨額損失を出し市バス全廃の決定打に。

オタ席(-せき)

前扉の真後ろに設けられた座席の別称。前面展望を楽しむバスファンが好むが2018年度車以降は未設置。

関連語バカ席

乙勤(おつきん)

昼すぎから夜にかけて勤務を行う行路。世間一般でいう午後勤にあたり、甲勤の退勤に合わせて出勤する。

対義語甲勤

オンデマンドバス

時刻表がなく予約で乗降車の場所を指定するバス。区域運行の形態をとりオオサカメトロが社会実験を実施中。

か行(か〜こ)

貸切会(かしきりかい)

バスファン同士が集まって行う貸切運行。参加者の趣向に合わせて経年車で行われることがほとんど。

被り(かぶ-)

撮影者が狙う被写体に別の物体が被さる事象で「撮り鉄」文化の影響を受け輸入。撮りバス界隈で用いられる。

ガンバ大阪(-おおさか)

吹田市を本拠とするサッカーチーム。試合終了後に運行する貸切扱いのシャトルバスをシティバスが担当する。

木津谷栄三郎(きづやえいさぶろう)

大阪市電気局第5代局長・旧大阪バス第3代社長。旧大阪バスの公営併合を局側の立場から進めた。

希望ナンバー(きぼう-)

ナンバープレート取得時に番号を指定する制度。2019年度車以降はこの制度を使用して新車を登録。

逆台形(ぎゃくだいけい)

現行のいすゞ・エルガ、エルガミオを指す別称。古参車を好むファンからは侮蔑の意味で使われることがある。

関連語ニクマル

旧大阪バス(きゅうおおさか-)

正式名称は大阪乗合自動車。市内バスの祖として1924年創設されたが公営一元化で1940年に事業廃止。

関連語坂本行輔

共通1日乗車券(きょうつういちにちじょうしゃけん)

シティバスの一般路線とメトロ全線で使用可能な2社共通の1日券。シティバス側では発売していない。

緊急事態宣言(きんきゅうじたいせんげん)

新型コロナ感染症が発生した2020年以降4回にわたり発令。宣言期間中は経済活動が大幅に制限された。

関連語新型コロナウイルス感染症

近鉄バス(きんてつ-)

大阪市内で一部競合する大手事業者。大和川地区などでシティバスと標柱を共用している停留所がある。

柴島駅淀川キリスト教病院前(くにじまえきよどがわ-きょうびょういんまえ)

シティバスの最長停留所名(2018年6月〜)。停留所は全24文字、のりばは病院敷地内に位置している。

対義語

計画運休(けいかくうんきゅう)

台風接近等の際に事前に運休を行う措置。シティバスでは2018年の台風24号で1度実施したことがある。

〜系統(〜けいとう)

系統番号の言い回しの一つ。シティバスでは正式表記ではないもののまれに公式案内で使用される事例もある。

経年車(けいねんしゃ)

車齢16年目以降の車両を指すことが多い。バスファンは新車よりもこちらを好む傾向にある。古参車も同義。

対義語新車

工高(こうかこうこう)

一部停留所で使用されている工科高校の略。表記は短縮されているが読み方は「こうかこうこう」。

甲勤(こうきん)

朝から昼すぎにかけて勤務を行う行路。いわゆる午前勤で、長年の業界慣習から甲乙の呼び方で区別を行う。

対義語乙勤

〜号系統(〜ごうけいとう)

シティバスにおける系統番号の言い回し。系統の前に「36号」「56号」など号を付けるのが大きな特徴。

公式側(こうしきがわ)

バス車体で出入口側の通称。カタログで採用されている前面からの構図は撮りバス界隈で特に重視されている。

対義語非公式側

小型車(こがたしゃ)

車長7m、車幅2.1mの車両。中型車でも通行できない路線に使用、シティバスは移籍車のみの在籍。

500円硬貨(ごひゃくえんこうか)

1982年流通開始。定期的に仕様変更が行われるため、新硬貨が運賃箱で使用できない事象が時折発生する。

さ行(さ〜そ)

境川(さかいがわ)

オオサカメトロの経営陣を指す隠語。メトロの本社所在地が境川交差点の近くにあることが言葉の由来。

坂本行輔(さかもとこうすけ)

旧大阪バス第2代社長。1920〜1930年代に活躍し、市内バス発展に経営側から大きく関与した。

関連語旧大阪バス

CNGバス(しーえぬじー-)

正式名称は液化天然ガスバス。その名の通り天然ガスが燃料でシティバスでは移籍車が3年ほど在籍していた。

時刻表(じこくひょう)

各停留所の発車予定時刻を記した案内。停留所掲出分はIKEA行バスが横書き、一般路線が縦書き。

指定車体(していしゃたい)

バス販売事業者の車台に架装可能な車体を指す。2010年代以降は販売事業者系列の車体が架装される。

関連語シャーシ ボディ

シティバス

大阪シティバスの略称。公式の案内などでも使用されていることから事実上の公式略称となっている。

関連語大阪シティバス

次停留所表示機(じていりゅうしょひょうじき)

バス車内で次の停留所名を表示する機械。シティバスの新車はすべて液晶式の表示機を採用している。

私鉄総連(してつそうれん)

シティバスの主要労組が加盟する上位組織。政治思想の違いから株主の大阪市と激しく対立している。

関連語大交シティ

始発(しはつ)

各路線で1日のうちの最初に運行される便。早朝時間帯の場合、長距離の送り込み回送が生じることもある。

対義語終車

シバス

大阪シティバスの非公式略称。漢字に直すと「市バス」となるため、政治的に侮蔑する意で使われることも。

シャーシ

日本語で車台とも。運転に必要な足回りの部品のことで、ボディと組み合わせることで車両が完成する。

関連語指定車体 ボディ

車台番号(しゃだいばんごう)

車両1両ずつに割り当てられる固有の識別番号。ナンバープレートと違い番号は車生を終えるまで変化しない。

社内番号(しゃないばんごう)

各車両に割り当てられる6桁の番号。旧大阪市バスで使用された局内番号の付番法則を一部継承している。

終車(しゅうしゃ)

各路線で1日のうちの最後に運行される便。一般路線では前面などの行先表示に「終」の文字が表示される。

対義語始発

順光(じゅんこう)

バス写真を撮影する際に太陽光線が当たることを指す。「撮り鉄」文化の流入で重視するファンが年々増加。

肖像権(しょうぞうけん)

自分の姿を無断撮影されたり公開されない権利。撮影したバスをネット上で公開する際には配慮が必要となる。

食事入庫(しょくじにゅうこ)

略して食入とも。その名の通り営業所や操車場で食事休憩を取るもので、一般企業でいう休憩時間にあたる。

新型コロナウイルス感染症(しんがた-かんせんしょう)

2020年に発生した新型感染症。生活様式が一変したことで経営面でも極めて大きな影響を与えた。

関連語緊急事態宣言

新車(しんしゃ)

新製投入間もない車両を指す。乗客からは当然好まれるが、経年車派のバスファンからは嫌われる傾向にある。

対義語経年車

深夜バス(しんや-)

おおむね24時以降に始発停留所を出発する運賃2倍のバス。シティバスでも導入が検討されたが頓挫した。

○○筋(道路)(○○すじ)

南北を走る主要道路の愛称。東西方向と南北方向で「通」と「筋」を使い分けるのは大阪固有の文化。

対義語○○通(道路)

〜筋(停留所)(〜すじ)

「〜前」よりも少し離れた位置に停留所がある場合に付く接尾語。他社局での「〜入口」に相当する。

関連語〜前(停留所)

住之江営業所(すみのええいぎょうしょ)

2002年開設。シティバス最古の営業所で住吉地区西部のほか大和川地区の閑散路線を担当する。

住吉営業所(すみよしえいぎょうしょ)

2018年開設。あべの橋発着路線を中心に担当、担当路線の特性は他営業所と比べ片輸送の傾向が強い。

スルッとKANSAIバスまつり(-かんさい-)

関西の各バス会社が集結する年1回の催し。2017年以降は台風接近や疫病流行で中止が相次いでいる。

○○操車(○○そうしゃ)

操車場が起点の運用に入った際に使われる用語。前事業者時代の名残で現在もファンが便宜的に使用。

操車場(そうしゃじょう)

バス待機所の種類のうちの一つ。転回地よりも規模が大きく10両以上収容できる操車場も存在する。

関連語転回地

造幣局(ぞうへいきょく)

北区東天満に所在する貨幣の鋳造施設。4月に行われる桜の通り抜けに合わせて臨時バスが出ることがある。

た行(た〜と)

大交シティ(だいこう-)

大阪シティバスの主要労組、正式名称は大阪交通シティバス労働組合。当初は自治労加盟も私鉄総連に鞍替え。

関連語私鉄総連

代走(だいそう)

おもに撮りバス界隈で使用。車両固定と判断されるダイヤに違う車両が入った場合などに用いられる。

耐用年数(たいようねんすう)

新製導入から老朽化で除籍されるまでの年数を指す。シティバスの場合は15〜20年程度が目安となる。

ダックスフント

2000年代前半製造のふそう・エアロミディの別称。軸距が長く犬の姿に見えることから名づけられた。

脱鶴(だっつる)

鶴町営業所から他営業所に転勤すること。営業所の立地や運行環境など乗務員間で好き嫌いが分かれる。

ダブルストップ

同じ停留所名で2回停車することを指す。互いの停留所を区別のため必ず付随名称が付けられている。

担当車制(たんとうしゃせい)

運転手ごとに運行車両を割り当てる制度。車両を丁寧に取り扱うなどの効果がある。シティバスでは非採用。

だんご

同じ方向の行先のバスが2両以上連なっているさまを例えて表現。運行本数が多い路線ほど発生確率が上昇。

地下鉄〜(停留所)(ちかてつ〜)

ニュートラムを除くメトロ各駅の最寄停留所に付けられる停留所の接頭語。「地」の1文字で略されることも。

中型車(ちゅうがたしゃ)

車長9m、車幅2.4mの車両。シティバスでは道幅が狭い路線や乗客の少ない路線を中心に使用される。

直営(ちょくえい)

井高野営業所を除く6営業所が該当。旧運振時代から開設されていた3営業所のみを指す場合もある。

つり皮(-かわ)

路線向けのバス車内に設置。シティバスのつり皮は旧市バスの仕様を継承して三角・茶色を採用している。

鶴町営業所(つるまちえいぎょうしょ)

2010年開設。なんばや地下鉄千代崎を発着する路線を中心に担当、古市営業所は事実上の前身。

鉄道ファン(てつどう-)

鉄道を好む愛好者のこと。社会問題となっている「撮り鉄」もこの中に含まれる。バスファンとの兼業も多い。

転回地(てんかいち)

終点での転回施設。操車場ほど規模が大きくなく社員の待機施設がない場合にこの名称が使用される。

関連語操車場

電気バス(でんき-)

電気を動力源として運行するバス。脱炭素化の切り札として期待されシティバスでは2022年度に導入開始。

○○通(道路)(○○どおり)

主要道路に使用される愛称。大阪では都心部での通り名を倣って原則東西方向を走る道路に使用される。

対義語○○筋(道路)

酉島営業所(とりしまえいぎょうしょ)

2006年開設。一般路線用車両に加えて貸切用車両など多彩な車両が在籍し、花形格の扱いとなっている。

撮りバス(と-)

バスの撮影を好む趣味者のこと。情報入手網の変化に伴い全国区で話題が通じる経年車を好むファンも多い。

な行〜は行(な〜ほ)

中津営業所(なかつえいぎょうしょ)

2018年開設。都心部の路線を受け持つことから車体広告が他の営業所よりも割高に設定されている。

長吉営業所(ながよしえいぎょうしょ)

2005年開設、2013年廃止。シティバスの営業所で唯一、開設から廃止まで自社車両の配置がなかった。

ニクマル

現行のいすゞ・エルガやエルガミオを指す別称。型式番号の末尾3桁「290」から命名されている。

関連語逆台形

日章旗(にっしょうき)

日本の国旗、いわゆる日の丸。シティバスでは一般路線のみ祝日や特別な行事の日に車両前面に掲出される。

乗りバス(の-)

バスの乗車を好む趣味者のこと。シティバスでは一般路線が乗り放題の1日乗車券が非常に重宝する。

ノンステップバス

前扉と中扉の間に段差がないバス。バリアフリーに優れ、シティバスでは2014年から導入を開始。

排ガス記号(はい-きごう)

型式番号の手前に付与される1〜3桁の記号。時代を経るにつれて記号の付番法則は複雑化している。

関連語排出ガス規制

廃休(はいきゅう)

休日出勤のことを指す。何らかの事情で運転手のやりくりが付かなくなった際に発生することが多い。

排出ガス規制(はいしゅつ-きせい)

有害ガスの排出を規制する法令。社会情勢の変化や環境意識の高まりに合わせて定期的に内容が強化される。

関連語排ガス記号

バカ席(-せき)

運転席の真後ろに設けられた座席の別称。生活様式の変化で2020年度車からは設置されなくなった。

関連語

バス専用車線(-せんようしゃせん)

その名の通りバスしか走行できない車線のこと。シティバスの営業区域では大正通の専用車線がもっとも有名。

関連語バス優先車線

バスターミナル

複数のバスのりばが集約された施設。都心に設置される場合と郊外の乗換拠点に設置される場合の2種類ある。

〜BT(停留所)(〜ばすたーみなる)

バスターミナルの英語表記から頭文字2文字で略した表記。運行指標の停留所表記で使用される公式略語。

バス優先車線(-ゆうせんしゃせん)

バスが優先して通行できる車線のこと。シティバスの営業区域では長居公園通や今里筋で設定されている。

関連語バス専用車線

バスロケーションシステム

Webサイトなどで確認できるバス接近情報を知らせる案内。一般路線と空港リムジンバスが対応している。

機織りダイヤ(はたお-)

一度出庫すると入庫まで同じ路線のみを往復する車両運用を指す。車両の動きが機織りに似たことから命名。

対義語八百屋ダイヤ

浜(はま)

シティバス最短停留所名(2018年〜)。読み方は「はま」で江戸期の新田開発に由来、鶴見地区に位置。

対義語柴島駅淀川キリスト教病院前

阪急バス(はんきゅう-)

淀川地区で競合する大手事業者。シティバスの昼間割引回数券が共通利用できる制度がかつてあった。

阪急HD(はんきゅうほーるでぃんぐす)

正式名称は阪急阪神ホールディングス。阪急バスが傘下に属しており、関西4私鉄でも絶大の影響力を持つ。

阪神高速道路(はんしんこうそくどうろ)

市内各所を走る都市高速道路。シティバスの空港リムジンバスは4号湾岸線・16号大阪港線などを走行する。

非公式側(ひこうしきがわ)

バス車体で運転席側の通称。後方からこの向きを撮ると四つの面が揃うが通称公式側と比べて注目度は低め。

対義語公式側

標準仕様(ひょうじゅんしよう)

国交省が定めたノンステップバスの標準規格。この規格の採用車両には専用のステッカーが貼られる。

藤本昌信(ふじもとまさのぶ)

大阪市交通局第28代局長。民間出身で当時の施策には賛否が分かれるも旧市バスの破綻処理に道筋を立てた。

付随名称(ふずいめいしょう)

停留所名とは別に付けられた名称。方角や施設名のほか、命名権付きの広告として付けられる場合もある。

古市営業所(ふるいちえいぎょうしょ)

2002年開設、2010年廃止。2005年以降は自社車両の配置がない管理委託専門の営業所だった。

○〜○分間隔(○〜○ふんかんかく)

一般路線の停留所で使用される表記。同じ行先が1時間あたり11本以上の場合にこの表記を使うことがある。

方向幕(ほうこうまく)

車両前面などに表示される行先表示。LED式が主流となった今でも慣例として「幕」と呼ばれることが多い。

ボディ

日本語では車体と表記。バス業界では系列化が進んだ結果、シャーシとボディの組み合わせは固定されている。

ま行〜わ行(ま〜わ)

MaaS(まーず)

次世代移動サービスの略。社会構造や生活様式の変化に合わせメトログループが積極的に取り組んでいる。

〜前(停留所)(〜まえ)

公園や役所などの施設名の後ろに付く接尾語。シティバスの新設・改称停留所では省略されることが多い。

関連語〜筋(停留所)

巻き込み防止カバー(ま-こ-ぼうし-)

中扉の後ろに取り付けられているカバー。乗客がタイヤに巻き込まれるのを防ぐために旧市バスの仕様を継承。

三菱ふそうトラック・バス(みつびし-)

国内バス販売事業者の1つ。かつての業界最大手もいすゞ系列の台頭などでシェアの低下が進んでいる。

モケット

座席を覆う布のこと、座席布団とも。シティバス導入車両は標準仕様に準じて青色のものを採用している。

モバイルチケット

非対面で購入できるきっぷとして2021年に発売開始。回数券に加えてバス1日乗車券も発売されている。

守口営業所(もりぐちえいぎょうしょ)

2018年開設。大阪市外に所在する唯一の営業所で、陸運局の管轄が異なることから大阪ナンバーを付ける。

八百屋ダイヤ(やおや-)

出庫から入庫までに様々な路線を渡り歩く車両運用を指す。品物が揃った八百屋に例えてこの呼び方が付いた。

対義語機織りダイヤ

矢型(やがた)

バス路線沿道に設置されている運行方向を示す矢印。ナビ機能が運転席に搭載された今でもまれに新設される。

優先座席(ゆうせんざせき)

車両前方に設けられた座席。モケットの柄などで通常の座席と区別され、1両あたり3席程度設置されている。

USJ行バス(ゆー・せす・じぇーゆき-)

2002年運行開始。当初5路線で開始も2005年までに現在の1路線に縮小、2016年からは酉島担当。

横山英幸(よこやまひでゆき)

第22代大阪市長。第19代から続く政治団体公認の首長で政治方針や手法も前任・前々任の路線を踏襲。

吉村博文(よしむらひろふみ)

第20代大阪市長・第45代大阪府知事。異例の政治団体公認首長で、他の自治体の選挙にも積極的に関与。

よだれかけ

車両前面に取り付けられた広告の通称。赤ちゃんが付けるよだれかけに例えてその名が普及、マスクとも。

渡辺橋(わたなべばし)

シティバス停留所を50音順に並べて最後の停留所。都心部に位置し、「わ」から始まるのはシティバス唯一。

対義語相川駅前

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