大阪人権博物館が退去準備のため休館
大阪シティバスの株主である大阪市と土地明け渡しで係争中だった大阪人権博物館が、和解条件となる退去準備のため5月31日をもって休館した。
大阪人権博物館は1985年に開館。近年は大阪府市から展示方針に偏りがあるとして問題視されていたほか、補助金見直し後の賃料支払いを拒否したため市が退去を求めて博物館側を提訴していた。
シティバスでは最寄りとなる浪速西三丁目停留所の開設時から大阪人権博物館前の付随名称を採用しており、今回の退去で付随名称の取扱いが注目される。