新型コロナウイルス感染症 感染拡大防止対策続く
新型コロナウイルス感染症の国内感染拡大が始まった2月以降、大阪シティバスでは様々な方法を通じて感染拡大防止対策が実施されている。
感染者数急増で大阪府に発令された「緊急事態宣言」が解除された5月下旬以降も、感染の危険度が上昇する3つの密(密閉・密集・密接)を避けるべく「新しい生活様式」に沿った感染症対策が行われており、これまでの日常とは異なる形での運行が続いている。
(写真は緊急事態宣言・外出自粛要請解除後に撮影)
ターミナルなどの待合室に掲出されたポスター類。密閉を避けるために待合室の扉は常時開放、緊急事態宣言発令中と書かれたポスターは府内の宣言解除後も数日間掲出が続いた。
乗降客数が多いのりばに貼られたお願い。乗客同士の密集・密接を避けるべく、社会的距離を取ったうえで並ぶように呼び掛けられている。
窓を開けた状態で走るシティバスの車両。車内が密閉状態になるのを避けるため、一般路線では4月後半から車両の窓を開けた状態で営業運転を行っている。
宣言解除後も封鎖が続く最前列の座席。座席の封鎖は座席数が少ない閑散路線用の小型車を除いて行われ、運転席周辺をビニールシートで囲う措置も継続している。
運転席横への立入制限を示す警戒テープ。営業所や車種によってテープが貼られる位置が若干異なるものの、混雑時に運転手と密接となるのを防ぐために立入制限が行われている。