新型コロナウイルス感染症 感染再拡大で影響広まる
新型コロナウイルス感染症の新規感染者数が6月下旬以降再び急増したことにより、大阪シティバスにも影響が再び及んでいる。
府内の新規感染者数急増を受けて、6月20日からオオサカメトロと併催で行われていた「謎解きラリー にゃんばろうを探せ!」が12日をもって中止となったほか、公共施設を中心に感染症対策を改めて徹底する動きが進んでいる。
また、今春の自粛要請下で行われた対策(車内最前方の座席封鎖・社会的距離確保の呼びかけなど)は引き続き行われているほか、感染症と初期症状が共通する熱中症を防ぐ目的で6月下旬ごろから運転手の制帽脱帽が許可されるなど、夏場を迎えるにあたっての感染症対策の改訂も行われている。
(写真は6月に撮影)
車内に掲示された新型コロナウイルス感染症拡大防止対策のおねがい。掲出開始は感染再拡大前の6月前半で「新しい生活様式」の徹底を改めて呼びかけている。
6月下旬ごろから窓の部分への貼り付けが開始されている「換気用」と表示されたステッカー。窓は原則開いた状態での運行が続いているが、写真のような雨天時や車外が猛暑の場合は窓が閉じられている場合がある。