阪急バス阪北線が減便基調のダイヤ変更
大阪シティバスの昼間割引回数券が使用可能な阪急バス・阪北線が10月5日にダイヤ変更を行い、運行系統の大規模な再編とともに運行本数の見直しが行われた。
今回のダイヤ変更は乗客数の長期的な減少に合わせて運行系統の整理が行われ、うめだと豊中・日出町以北や新大阪から大阪国際空港へ直通する路線が消滅したほか、千里営業所が新たにシティバス運賃同調路線の担当に加わった。
阪急バスの乗客数は新型コロナウイルス感染症の影響で急減した状態が続いており、同調区間からの撤退を含めた動きが今後生じる可能性も出ている。
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(写真は緊急事態宣言・外出自粛要請期間外に撮影)
運行系統の集約によって新設された50系統(新大阪〜柴原駅)。運行本数は1本/時(昼間)で千里営業所が担当する。
ダイヤ変更で姿を消した11系統の日出町発着便。豊中営業所の閉鎖が予定されていることから運行本数見直しに合わせて設定が消滅した。
本数見直しに合わせて廃止された13・63系統(うめだ〜豊中・箕面)。今回の変更で昼間時間帯に淀川区内から箕面へ直通する便が姿を消した。
同じく廃止となった160系統(新大阪〜大阪国際空港)。新大阪から豊中方面へ直通する役割は新設の50系統に引き継がれた。
シティバス同調区間の阪北線時刻表。うめだ〜新三国橋間の本数が大幅に減便されたことで、昼間の運行本数が並行するシティバス2路線よりも少なくなった。