新型コロナウイルス感染症 今里筋線BRT社会実験2年目の利用客数伸び悩む
今里筋線BRT社会実験2年目(2020年分)の乗客数が大阪市都市交通局から発表され、新型コロナウイルス感染症の影響により利用客数が伸び悩んだことが判明した。
感染症の再流行により外出自粛要請が発表された2020年12月の平均利用客数は、平日15.2人/便(前年同月比-0.5人/便)・土曜13.5人/便(同-2.7人/便)・休日10.3人/便(同-2.3人/便)で、通勤・通学需要増の効果を受けづらい土曜・休日で利用客数の減少幅が大きくなった。
また、通勤需要が堅調だった理由として沿線企業に在宅勤務の難しい製造業が多いことが挙げられているほか、経済活動の制限長期化に伴い20時台以降の利用者減少率が大きいことも公表されている。
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