新型コロナウイルス感染症 地域サービス系路線の助成額が2020年度比で大幅増に
採算性のない一般路線を対象にした地域サービス系路線の助成額が、新型コロナウイルス感染症による影響を受けて大幅に増額されたことが判明した。
助成額が判明したのは大阪シティバスの株主である大阪市都市交通局の2021年度補助金支出一覧。感染症発生後の乗客数(2018年度比で約3割減)をもとに市が補助を行う助成額の算定が行われた結果、感染症発生前に予算編成が行われた2020年度比で約1.5倍となる6億6436万円の予算が計上された。
シティバスの乗客数は感染症の流行状況が改善しないことから回復が進んでおらず、秋以降に行われる2022年度の助成額算定についても感染症の影響を大きく受ける可能性が高くなっている。
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