新型コロナウイルス感染症 シティバス2020年度は12億円の最終赤字
大阪シティバスの2020年度決算公告が1日公開され、新型コロナウイルス感染症の影響で12億円の最終赤字となったことが判明した。
営業収益・営業損益は5月に発表されたグループ決算で判明したとおり、感染症の流行長期化で乗客数が回復しなかった影響で大幅減収となったため18億円の営業赤字(前年度比-31億円)が発生。赤字転落による法人税の税負担減により、税引後の純損失は12億円の最終赤字(前年度比-15億円)となった。
2021年度についても感染症の深刻な流行が続いていることから黒字転換の目途は立っておらず、ワクチン接種による状況改善が進まない場合は2020年度同様の非常に厳しい決算内容となる可能性がある。
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