シティバス定期券発売所の営業・紙式回数券の発売が終了

大阪シティバスの各営業所に併設されていた定期券発売所の営業と紙式回数券の発売が、2021年5月31日をもってそれぞれ終了した。

シティバスの定期券発売所と紙式回数券は一般路線が開設された2018年に営業と発売を開始したものの、新型コロナウイルス感染症の発生・流行により生活様式や経営環境が大きく変化。オオサカメトログループ全体での経費削減や非接触で購入可能な代替サービスの登場により役目を終える形となった。

大手格の事業者で自社の発売窓口を全廃するのは極めて異例で、発売済みの紙式回数券についても2022年5月31日をもって一般路線での使用が終了し、運賃制度の変更が今後起きなければ阪急バス・阪北線との昼間割引回数券の共通利用制度も消滅する。

定期券発売所営業終了の発表はこちら
紙式回数券発売終了の発表は
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(写真は緊急事態宣言・外出自粛要請期間外に撮影)

閉鎖の案内が出された酉島営業所の定期券発売所。シティバス窓口発売の定期券は最後まで紙式で、メトロ側で発売されたIC式や磁気式と発券方法が異なっていた。

紙式バス回数券の発売特約店でみられた回数券発売中の案内。バス停周辺のタバコ屋で回数券が取り扱われていたが今回の発売終了で特約契約も解消された。

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