新型コロナウイルス感染症 ワクチン大規模接種会場行き直行バスを運行
新型コロナウイルス感染症に対するワクチン接種に合わせ、大阪市などが開設した大規模接種センターへの臨時直行バスが5月24日から11月末にかけて運行された。
大阪シティバスが運行を担当したのはインテックス大阪(大阪市大規模接種センター)と大阪国際会議場(自衛隊大阪大規模接種センター)の2ヶ所で、どちらの会場も一般路線扱いの路線として運行。インテックス大阪への臨時直行バスについては運休中のUSJ行バスの路線免許を一部活用した経路が設定された。
運賃はワクチン接種時に使用する接種券を提示することで無料で乗車できる措置を適用し、大阪駅と大阪国際会議場を結ぶ53号系統(大阪駅前〜船津橋)についても期間中は同様の扱いとなったほか、運行ダイヤも利用状況に合わせて期間中随時改正が行われ接種者への輸送に対応した。
■大阪市大規模接種センター直行バス
・運行区間…コスモスクエア駅前〜インテックス大阪(117号系統・直行運転)
地下鉄住之江公園〜インテックス大阪(144号系統・直行運転)
・運行日…6月7日〜9月26日
・運賃…接種対象者無料(介助者も無料・要接種券提示)
■自衛隊大阪大規模接種センター直行バス
・運行区間…大阪駅前〜堂島大橋(153号系統・直行運転)
なんば〜堂島大橋(175号系統・直行運転)
・運行日…5月24日〜11月30日
・運賃…接種対象者無料(介助者も無料・要接種券提示、53号系統も同様の措置を適用)
大阪シティバスの発表はこちら(リンク切れ)
(画像はワクチン接種に伴う外出時に撮影)
半年間に渡って設定が行われたワクチン大規模接種会場行き直行バス。堂島大橋発着路線については中津営業所主管扱いで複数の営業所が共同で担当した。
直行バスの乗車停留所に掲出されたお礼のあいさつ。厳しい感染状況が続いていたなか、感染症の収束に一致して協力を呼び掛ける内容が記されていた。