阪急バス豊中病院線が廃止
大阪シティバスの昼間割引回数券の利用可能区間も含まれていた阪急バスの豊中病院線・64系統(加島駅前〜柴原駅)が、4月1日のダイヤ変更で廃止された。
豊中病院線は1997年の市立豊中病院の柴原移転に合わせて運行が開始。通院需要を見込んで平日のみ運行されていたが、乗客数の低迷が続いたことで2020年度限りで豊中市からの補助金支出打ち切りが決定。豊中市内完結だった他の豊中病院線の系統とともに今回の変更での廃止となった。
なお、今回の路線廃止で加島駅前から阪急バスが完全撤退し同駅発着のバス路線がシティバスに一元化されたほか、加島駅前〜加島間の共通利用制度も終了した。
(画像は緊急事態宣言・外出自粛要請期間外に撮影)
廃止となった阪急バス64系統。最末期は大阪営業所の担当で、2020年7月の加島線廃止後は同系統のみが加島駅前への乗り入れを行っていた。
阪急バス64系統の廃止時の時刻表。運営補助を受ける路線ということもあってか、運行間隔は昼間1〜2時間あたり1本程度の設定だった。