阪急バス用の標柱を再利用したシティバス停留所が登場
大阪シティバス・97号系統(大阪駅前〜加島駅前)の加島東停留所(北行)で、昨年7月に同停留所から撤退した阪急バスが使用していた標柱をシティバスが再利用する事例を今年3月までに確認した。
シティバスの停留所で阪急バス用だった標柱をシティバスが再利用する事例は今回が初めて。同停留所は従来の標柱が道路側から見た際に街路樹に隠れやすかったことから、阪急バス撤退に合わせて同社からから標柱の譲渡を受けたものとみられる。
また、阪急バス型の標柱を共有していた加島駅前停留所(おりば)についても、阪急バスの完全撤退前にシティバス仕様への化粧直しが行われている。
(画像は緊急事態宣言・外出自粛要請期間外に撮影)
阪急バス用の標柱に切り替えられたシティバス・加島東停留所(北行)。従来使用していたシティバスの標柱についてもポールが撤去されずに残されている。
歩道側から見た加島東停留所(北行)。標柱上部については再利用に合わせてシティバスの簡易標柱で使用されているものに差し替えられている。
加島停留所(おりば)の阪急バス型標柱。従来は阪急バス仕様の案内表記が使われていたが同社の完全撤退を前にシティバス仕様の表記に改められた。