国交省近畿運輸局が「危険なバス停留所」を公表
バス停留所の安全性確保対策に関連して、国土交通省近畿運輸局は安全対策が必要と考えられる停留所の一覧を2020年12月に初めて公表した。
安全対策が必要な停留所は、バスが停留所に停車した際に横断歩道や交差点に車体がかかる停留所などを対策の優先度順にA〜Cの3段階で区分。
大阪シティバスでは淀川区役所停留所(北行・当時)がもっとも優先度の高いA判定を受けたほか、B判定が舎利寺停留所(西行)など計26ヶ所、C判定が阿倍野区役所前停留所(東行)など計29ヶ所、あわせて56ヶ所の停留所(初回公表時)が安全対策が必要な停留所として指定を受けている。
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(画像は緊急事態宣言・外出自粛要請期間外に撮影)
一覧公表後に山田街道から淀川通に移設された淀川区役所停留所(北行)。2021年3月30日に移設を行ったことでシティバス唯一のA判定停留所が解消した。
C判定を受けた阿倍野区役所前停留所(東行)。当面の対策として2021年3月から判定を受けた停留所を発着する際に注意喚起の車内放送を開始している。