日野自動車開発のエンジンに排ガスデータ不正が発覚
日野自動車が開発するバス向けエンジンの型式認証試験の際に不適切な方法で測定を行ったデータ不正が4日発覚し、OEM供給を受けるいすゞ自動車なども含めた関連車種の新規出荷が停止となった。
不正が発覚したのは大型観光バス「セレガ(日野)」「ガーラ(いすゞ)」などに使用される大型エンジンなど2016年排出ガス規制対象の3機種。経年劣化により排出ガス規制値の超過するおそれや実際の燃費性能が諸元値に満たないことが判明し、各社局が受ける排出ガス・燃費の税制優遇にも今後影響が出る可能性もある。
大阪シティバス関連では、空港リムジンバス(運休中)の共同運行を行う関西空港交通など2社に今回不正が発覚した2016年規制の日野・セレガなどが在籍している。
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