バス印ラリーは2府4県の加盟17社局が参加。対面イベントの開催を重視したスルKAN側主導で昨年の4月2日開始するも、感染症収束を前提とした企画だったため外出自粛要請(大阪府ほか)や来県自粛要請(三重県)を発表するなかでイベントが進行する状況が発生。緊急事態宣言発令により2度の休止も余儀なくされた。

また、このラリーではコンプリート特典が各社局ごとに用意されていたものの、シティバスでは自粛期間中にコンプリート特典が品切れとなる事態が生じたほか、各自治体の要請ベースで正常な形で開催できたのは3ヶ月弱にとどまるなど、全面中止となった昨年のバスまつりとともに見通しの甘さが目立つ企画となった。