一部停留所でバスロケシステムの時刻表示機能が提供停止に
前事業者が設置したバスロケ型標柱で行っていた現在時刻表示が、4月上旬ごろから一部の停留所で表示の提供を取りやめていることを確認した。
表示取りやめの措置を確認したのは2000年代後半に製造された3色LEDタイプの標柱で、今年1月に行った一部機能の停止後に現在時刻表示が徐々に遅れる事象が発生。発車時刻の表示機能を停止した際に現在時刻を補正する機能も一緒に止まったものとみられ、4月上旬の時点で時刻表示の遅れは5分程度にまで拡大していた。
なお、2000年代前半までに製造されたバスロケ型標柱では時刻表示にずれは確認されていないものの、現在時刻の確認については携帯電話などで代替できるため、接近情報の提供機能を残してバスロケ機能がさらに停止される可能性が浮上している。
現在時刻表示の箇所に「時刻表示 停止中」と書かれた目張りがされた旧市交バスロケ型標柱。時刻表示機能自体は誤った時刻を表示したまま稼働していた。