新型コロナウイルス感染症 「空港リムジンバス」の京阪守口市駅発着便が廃止
大阪シティバスなど3社で運行している「空港リムジンバス」(運休中)のうち、京阪守口市駅を発着する便が3月末をもって廃止されていたことが16日までに判明した。
廃止されたのは天満橋駅〜京阪守口市駅間の2往復で、最終運行日は新型コロナウイルス感染症流行の影響で全便運休が開始された前日の2021年1月31日。同区間は京阪バスが単独で担当し、全便運休中ということもあってか事業者側からの告知が行われないままの路線廃止を迎えた。
感染症の影響によるシティバスが関連する路線の廃止は初めてで、廃止に合わせて関西空港交通や京阪バス側の公式ホームページなどでは京阪守口市駅発着に関連した記載が削除されたほか、今回の廃止に伴い共同運行先で使用されていた路線名が「守口・天満橋線」から「天満橋線」に変更されている。
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廃止となった空港リムジンバスの京阪守口市停留所。4月中旬の段階では路線廃止の案内は行われておらず、全便運休中の案内がそのまま掲出されていた。