新型コロナウイルス感染症 シティバス2年連続の営業赤字
オオサカメトログループの2021年度決算が26日発表され、グループ企業の大阪シティバスは2年連続の営業赤字となったことが判明した。
シティバスの営業赤字額は5億円で、オミクロン株による新型コロナウイルス感染症の流行で乗客数が再び減少に転じたことから昨年12月に発表された業績見込み(2億円の営業赤字)に届かなかったほか、第3四半期で一度黒字化した四半期単位の決算も営業損益の差分から再び赤字に転落したものとみられる。
また、決算と同時に発表された2022年度の事業計画内でシティバスの黒字転換(2億円の営業黒字)を見込んだ業績見込みが記載されていたものの、乗客数の増加を前提としていることから、感染症の流行状況や変化した生活様式の定着具体次第では業績見込みが下振れする可能性もある。
オオサカメトロの発表(2021年度決算)はこちら
オオサカメトロの発表(2022年度事業計画概要)はこちら