一般路線向け紙式回数券の使用が終了
2021年5月末をもって発売を終了した一般路線向けの紙式回数券が、1年間の経過期間を経て5月31日をもって使用終了となった。
紙式回数券は大人用・小児用と10時〜16時に降車する場合のみ通用する昼間割引回数券(大人用)の3種類が存在していたものの、非接触で購入可能なモバイルチケットへ移行したことにより発売が終了。使用できなくなった紙回数券は2023年の5月末までの期間限定でオオサカメトロの定期券発売所にて無手数料にて払戻しが行われる。
また、紙式回数券の使用終了に合わせて阪急バスの大阪市内区間(うめだ・新大阪〜新三国橋)で存在していた昼間割引回数券の共通利用制度も終了し、同社の路線でシティバスが発行する乗車券の利用が不可能となった。
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一般路線の車内に掲出されていた紙式回数券使用終了のお知らせ。5月末の使用終了後は払戻し期限に関するお知らせに差し替えられている。
シティバスとの共通乗車制度が終了した阪急バス・阪北線。2018年の一般路線開設・運賃同調開始から4年2ヶ月での制度消滅となった。