新型コロナウイルス感染症 シティバス2021年度決算は8億円の最終赤字
大阪シティバスの2021年度決算公告が6月末までに公開され、新型コロナウイルス感染症による外出自粛などが影響して8億円の最終赤字となった。
新型コロナウイルス感染症による緊急事態宣言・重点措置発令による外出自粛の影響が大きく、シティバスの最終赤字は2年連続。営業収益・営業損益は先に発表されたグループ決算で5億円の営業赤字が明らかとなっていたが、法人税の還付が無くなった影響もあって税引き後の純損失は8億円の最終赤字(前年度比+3億円)となった。
2022年度についても感染症の流行状況が落ち着くことを前提に営業黒字へ転換する見通しが発表されているものの、生活様式の変化もある程度定着したことや感染状況の悪化など不確定要素も依然として大きく、経営環境の劇的な改善は見通しづらい状況となっている。
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