新型コロナウイルス感染症 シティバス運転手の月間感染者数が過去最多に
新型コロナウイルス感染症の爆発的な感染拡大により、大阪シティバス運転手の今年8月の月間感染者数が過去最多となったことが判明した(City Bus Lovers調べ)。
今回の流行では7月上旬に住之江営業所で集団感染が発生して以降、感染急拡大に合わせて各営業所運転手の感染事例が多発。直営6営業所における8月の感染者数は61人(同月30日公表分まで)と、それまで過去最多だった今年7月の45人を大きく上回り、人員のやりくり等が一時非常に厳しい状況となった。
バス運転手は重症化リスクの高い高齢者などとの接触機会が多いことから今後も一定の感染拡大防止対策がとられるものとみられるほか、感染やワクチン接種で得られる発症予防効果も半年程度で消失することから、今後も流行のたびに運転手不足に陥るおそれがある。
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