新型コロナウイルス感染症 空港リムジンバスの長期運休続く
ワクチン接種などで重症化率が低下したこともあり航空需要は国内線を中心に回復傾向にあるも、国際線については水際対策緩和に慎重だったことや一部の国で出国規制を続けている影響などから低迷が続いており、国際線が主体の関西空港は感染症発生前の発着水準には戻っていない。
こうした中で共同運行先の京阪バスでは京阪守口市駅発着便を廃止するなど、運行再開が見通せないなかで路線を整理する動きも出ている。
(写真は2022年9月〜11月にかけて撮影)
シティバス乗り入れ開始当初から休止が続く関西空港のリムジンバスカウンター。写真は第1ターミナルのもので、路線図付きの巻取りカバーが常に下ろされている。
関西空港交通主管停留所のリムジンバスのりば。休止状態のまま京阪守口市駅行きが廃止されたこともあり、一部の案内には守口の表記がそのまま残されている。
長期運休により用途を失っているシティバスのリムジンバス用車両。2020年8月の初登録から半年弱しか稼働しておらず、酉島営業所で留置される状態が続いている。