「ネモフィラ祭り」臨時バスの輸送体制に変化

4月〜5月に舞洲で開催される「ネモフィラ祭り」に合わせて大阪シティバスが運行する臨時急行バスの輸送体制が、従来の西九条発着から会場最寄りの桜島駅前発着に変更された。車両運用の効率化や会場周辺の渋滞による遅延の影響を小さくするねらいがあるものとみられる。

前身のゆり園では西九条〜舞洲スポーツアイランド間に「ゆり園直行バス」の臨時直行バスを設定したのち、2019年に展示をネモフィラに変更してからは通常の多客輸送と共通の臨時急行バスに移行。新型コロナウイルス感染症の影響がほぼ収束した昨年も2019年と同様の輸送体制が敷かれていた。

桜島駅前に発着する臨時急行バスの系統番号は199号で今回は酉島営業所が単独で担当。舞洲開催で特に多客が予想される他のイベントでも今後設定が予想される。

大阪シティバスの発表はこちら(リンク切れ)

西九条停留所に貼り出されたお知らせ。主催者側・シティバス側ともに会場へは西九条駅ではなく桜島駅を利用するよう呼びかけが行われた。

今回設定が行われた臨時急行バス(199号系統・桜島駅前〜舞洲スポーツアイランド)。桜島駅前行きの側面表示はJR線の路線名も併記、舞洲方面行きは西九条発と共通の表示ロムを使用している。

臨時急行バス車内の案内表示機。途中の停留所は従来の西九条発着便と同じく此花大橋西詰以西で、桜島駅前〜此花大橋西詰間無停車を示す写真の表示も用意された。

臨時急行バスの車内に設置された特設の路線図。経路の一部は今回新規で路線免許を取得し、旅客案内上は使用されなかった系統番号がこの路線図されている。

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