メトログループの2022年度決算と2023年度事業計画が発表
オオサカメトログループの2022年度通期決算と2023年度事業計画がともに5月10日に発表された。
バス事業となる大阪シティバスは2億円の営業黒字で、新型コロナウイルス感染症発生の影響を大きく受けた2020年度以降では初めて通年での営業黒字を達成したほか、四半期単位でも2月に発表された第3四半期決算に続き2四半期連続で営業黒字を確保。今年度は乗客数増加を見越して4億円の営業黒字とする業績見込みも公表された。
また、前年度決算と併せて発表された今年度の事業計画では、開幕まで2年を切った大阪・関西万博開幕後の来場者輸送を想定した電気バスの具体的な導入計画(開幕までに93両予定)や、会場予定地の建設作業員輸送実施が発表されたほか、前年度に引き続きEDSS(ドライバー異常時対応システム)搭載車の増車も記載されている。
なお、シティバスの正式な決算発表については、例年と同じく6月の株主総会終了後に公表されるものとみられる。
オオサカメトロの発表(2022年度第3四半期決算)はこちら
オオサカメトロの発表(2022年度決算・2023年度事業計画)はこちら