オオサカメトロがEVモーターズ・ジャパン製電気バスを導入へ
グループ事業計画で導入が表明されていた電気バスのうち、100両分をEVモーターズ・ジャパン製の車両を導入することがメトロ・EVモーターズ両社から発表された。
運行開始は今年7月下旬の予定で導入車両の内訳は発表内に記載されていなかったが、大型車は大阪・関西万博の関連輸送用、小型車はオンデマンドバス社会実験用とみられ、このうち小型車は社会実験の運行業務を共同で行うシティバス以外の他社に配属される可能性がある。
EVモーターズは2019年に設立された電気自動車専門の新興企業で、100両規模での電気バスの大口受注が判明したのは今回が初めて。電気バスの生産・販売は海外企業が先行していたなか国内企業にメトロが発注を行ったことで、メトロが導入する電気バスは今後も国内企業を優先して調達するものとみられる。
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導入が発表された大型車「F8 Series2-City Bus」のサンプル車。使用用途からシティバス入りする車両は酉島営業所を中心とした配属になるものとみられる。