安全報告書の2023年度版が公表
国土交通省の運輸安全マネジメント制度により公表が義務付けられている安全報告書の2023年度版(2022年度実績)が、7月4日付で公開された。
毎年目標に定めている輸送の安全に関する目標では、有責事故10万kmあたり0.6件以下の項目が事業拡大後初めて達成した一方で、重大有責事故撲滅・苦情件数の項目については未達。報告書内では昨年6月以降相次いだ運行トラブルについても言及があり、トラブルを踏まえた具体的な再発防止策が公表された。
なお、今回の報告書では様式の見直しが行われた影響により、これまで報告書内にて公表されていた年度末時点での車両保有数や次年度の安全投資に関する概要の項目が無くなったほか、新型コロナウイルス感染症の流行が落ち着いたことから感染症に関する記載も削除されている。
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