車検ステッカーの貼り付け位置を変更した車両が登場
国土交通省の自動車検査業務等実施要領改正に合わせ、車検ステッカーの貼り付け位置を運転席右上に変更した車両が7月中旬ごろから登場している。
確認した車両は7月に車検を実施した中津営業所の元・大阪市交車で、車検ステッカーの位置はこれまで前面の車体中央に貼られていたが、運転席から車検ステッカーを見やすくする目的で要領改正を実施。改正は当初1月の予定から延期を経て7月3日付で行われ、改正後に車検を実施した車両から順次新しい貼り付け位置に変更される。
バスの車両は毎年車検を受ける必要があるため変更は1年程度で完了する見込みで、車検実施に合わせ車体中央の車検ステッカー車は順次姿を消すことになる。
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運転席右上に車検ステッカーが貼り付けられた車両の様子。車検ステッカーを座位で直接目視する機会が少ないとみられるバス車両も新しい位置での貼り付けとなった。