サイネージ付きバス停標柱の実証実験を実施

時刻表やバス接近情報をすべてデジタル化し、画面内に動画広告を流すサイネージ付きバス停標柱の実証実験が、7月18日から9月19日までの期間でオオサカメトロ(旧・大阪市交通局)が主導する形で実施された。

実証実験の対象となったのは地下鉄中津停留所(北行)と本庄西二丁目停留所(西行)で、大阪市内では現在認められていない幅45cm以上のバス停標柱と道路上の動画放映の規制緩和を目的に、実証実験の名目で規制対象となっている規格の標柱2種類がそれぞれ設置された。

今後は正式な規制緩和を待って同型標柱を本格整備する計画で、標柱をデジタル化することにより視認性向上のほか資源ロス削減なども期待される。

オオサカメトロの発表はこちら

地下鉄中津停留所(北行)に設置されたサイネージ付きバス停標柱。形状はメトロが公営時代に設置したバスロケ標柱の様式を継承し、バス接近時の点滅ランプも引き継がれている。

本庄西二丁目停留所(西行)に設置されたサイネージ付きバス停標柱。こちらの標柱は横長タイプで、2種類ともにメトロのコーポレートカラーが採用されている。

本庄西二丁目停留所(西行)のサイネージ画面。サイネージは32インチ×2枚と55インチの2種類で、自社出稿分を含む動画広告が流れることが特徴となっている。

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