バス車内の運転手氏名プレートが撤去
運転手の氏名掲示任意化に合わせ8月以降使用されなくなった車内の氏名プレートが、8月中旬ごろから9月にかけて順次撤去された。
大阪シティバスで使用していた氏名プレートは母体となった旧市バス(現オオサカメトロ)と共通のものが採用され、氏名掲示中止後しばらくは何も差し込まれていない状態で営業運転に就いていたものの、事情を知らない乗客からの問い合わせを防ぐためか、車内前方に取り付けられていた氏名プレートの撤去が行われた。
また、関西の上場大手私鉄傘下のバス事業者でも9月下旬以降、運転手の氏名掲示を取りやめる動きが見られるも 一部で氏名掲示を社内番号や社員番号に切り替える動きがあるもいずれも氏名プレートが再活用されており、代替となる車両識別手段を取らないシティバスの対応が目立つ形となっている。
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氏名プレートが外されたシティバス車内。経年が進んだ車両ではプレート跡が目視で確認できるほか、各車ともに氏名掲示に替わる新たな社番掲出等は行われていない。