2023年12月1日ダイヤ改正・なんばバスターミナルのりば移転

ほぼすべての一般路線を対象としたダイヤ改正となんば停留所周辺ののりば移転が12月1日に実施された。

今回の改正では南海なんば筋線の新駅建設工事などにより従来使用していたなんばバスターミナルののりばが使用できなくなるため、なんば停留所周辺ののりば・おりばが全面的に改められたほか、バスターミナルへの進入方法もこれまでの千日前通側からの南行一方通行から御堂筋側からの北行一方通行に変更された。

また、今回の改正では鶴町営業所単独担当だった70号・71号・91号の各系統で新たに住之江営業所が新たに担当に加わり、複数営業所が担当する路線がさらに増加した一方、残りの各路線では所要時刻の修正のみの小規模な改正に留まり、新型コロナウイルス感染症の影響で減便された一部主要路線の再増便は見送られている。

■2023年12月1日ダイヤ改正
・担当営業所変更…70号・71号・91号 (旧)鶴町→(新)鶴町・住之江
・改称停留所…(旧)賑橋(東側) (新)なんば(北側)
・付随名称追加…なんば(西側) (追加)(西)
なんば(北側) (追加)(賑橋)
・付随名称削除…賑橋(東行西側) (削除)(西)

ダイヤ改正の発表はこちら
なんば停留所のりば移転に伴う経路変更の発表は
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なんば停留所新のりば・おりばの発表は
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これまでの転回スペースに移転したなんば停留所の新1〜3番のりば。南側からバスが進入するため、安全地帯を設けたうえで横断歩道には簡易信号機が用意されている。

オオサカメトロなんばビル予定地そばに設けられた新4番のりば兼おりば。日除けテントも含めてタクシーのりばからの転用で8号・75号系統の2路線が発着する。

改正でなんば停留所に編入された旧賑橋停留所の新7番のりば。73号系統は千日前通に直接のりばを設ける形に変更され、旧停留所名の賑橋は付随名称として残された。

なんばバスターミナル内に設けられた新のりば案内。おりばも含めてほぼ全面変更となったため、改正前後にはのりば変更を知らせる社員や臨時の係員が配置された。

おりばに転用された6番のりば。運行本数が多い71号系統などが新たに御堂筋のおりばを使用することになったため、従来のおりばとともに2ヶ所体制で運用されている。

使用が停止された高架下の旧のりば。今後は歩道部分も含めて工事が進められ、新駅建設工事の進捗に合わせて来春以降にのりばが再移転する計画となっている。

今改正で誕生したOCAT西側を走るシティバスの回送。73号系統の転回で経由するほか、OCAT西側駐車場を新たにシティバスの待機施設として使用するようになった。

メトロなんば駅改札内設置の発車時刻案内。発車時刻はダイヤ改正に対応している一方、のりば移転や番号変更は対応できず旧のりばでの案内が続けられていた。

住之江営業所の鶴町応援運用が誕生した71号系統。70号・71号・91号系統の一部便が鶴町営業所から住之江営業所への移管され、2営業所共管での運行に改められた。

今改正に合わせて再作成された守口営業所の担当路線図。10月変更時の路線図で多発した誤植の修正が行われるも、78号系統の終着表示は脱落したままとなっている。

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