乗降データAIカメラ取得の第2回実証実験を実施中
昨年の春から夏にかけて実施されたバス車内の乗降データをAIカメラで取得する実証実験が再び実施されることになり、1月上旬から第2回の実証実験が行われている。
対象となるのは第1回実証実験と同じ住之江営業所で、今回は同営業所に所属する16両にAIカメラを設置。同営業所が担当するすべての路線を対象として案内されているものの、設置車両はおもに大和川地区の不採算路線で使用される車両を中心に選定されており、前回の実験とのデータ比較を見据えたものとみられる。
第2回実証実験は1月31日までの予定で、さらなる実証実験の実施の有無や2回の実験で得られたデータが将来的な路線再編に活用されるかが注目される。
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入口付近に貼り付けられたAIカメラ搭載を告知するシール。今回の実験では実験対象となった車両に写真のシールが用意された。
車内中扉付近に設置されたAIカメラ。カメラは前回実験時とは別の種類が用意されたほか、今回も実証実験実施の案内もカメラ付近に貼り付けられている。