トップページ » トピックス » 阪急系バス事業者がシティバス競合区間から完全撤退 阪急系バス事業者がシティバス競合区間から完全撤退 2024.01.23 海老江駅〜中津・佃間で大阪シティバスと競合していた阪急系バス事業者の大阪市内区間が、同社の1月13日ダイヤ変更で事実上廃止となった。直系に近い阪急バスでも昨年11月に大阪市内区間の路線縮小を行っており、今回の撤退で淀川以南の都心部周辺から阪急系バス事業者の一般路線が完全に姿を消した。 阪急系の海老江駅発着路線は2006年の阪急傘下入り前から存在する路線だったものの、JR東西線開業による乗客移転などにより乗客が激減。シティバスの一般路線が開設した2018年時点で海老江駅〜佃間はすでに土休日1往復のみ、海老江駅〜中津間についても2021年から土休日1往復のみの運行に移行していた。 同社が市内区間から完全撤退した背景として長期的な乗客減少や経営低迷の影響も大きく、人件費などの高騰や労働基準法強化も追い打ちとなったものとみられる。 阪急系バス事業者の撤退を伝える記事はこちら « Back