JR桜島駅発着の万博シャトルバス運賃が片道350円に決定
来年開催される大阪・関西万博の万博シャトルバスのうち、JR桜島駅発着便の運賃を片道350円とすることが13日に開かれた博覧会協会の定例理事会で決定した。
運賃の設定は大阪市周辺を走るバス路線の対キロ運賃の水準やオオサカメトロで来場した場合の運賃(うめだ〜夢洲間で大人430円)も考慮したもので、桜島駅発着便のおもな利用者はJR線の運賃制度で新大阪駅・大阪駅と桜島駅が同一駅扱いとなる遠方の来場者を想定。ピーク時で1時間あたり4,000人を輸送するとしている。
JR桜島駅発着のシャトルバスは大阪シティバスも担当に加わるものとみられるほか、今回の定例理事会ではシャトルバス運行を受託する各社に対して採算性確保や人件費高騰に対応した運行経費の一部負担も承認され、開幕後の乗車実績を踏まえて運営補助が協会側から各社へ支出されることも判明した。
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