勤務間休息規制強化の影響による平日朝ラッシュ時を含めた運休が発生へ

4月1日から施行される労働基準法の勤務間休息規制強化の影響で、同日から主要路線で平日朝ラッシュ時間帯を含めた運休を行うことが発表された。

今回の運休は規制強化に伴う運転手増員が間に合わなかったことが理由に挙げられており、運行行路の出庫時間繰り下げや入庫時間を繰り上げることで対応。4月29日までは平日朝の460本を含む計975本が運休し期間中の利用客のべ3万人(推計)に影響が見込まれるほか、4月30日以降も規模を変更して運休を継続する。

運転手に起因した一般路線の運休は今年1月から2月末にかけても発生したばかりで、人的依存度が低い自動運転バスの早期実用化や移行を求める声がさらに高まるのは避けられない情勢となっている。

■勤務間休息規制強化に伴う運休
・日時…4月1日から5月19日の平日・休日ダイヤ適用日(予定)
・影響系統…4号・10号・29号・34号・36号・43号・55号#・56号・60号・70号・71号・73号・76号*・88号・90号・91号・98号
・運休便…平日朝ラッシュ時、平日・休日の夜間を対象に
* 4月26日をもって運休終了予定
# 5月6日をもって運休終了予定

大阪シティバスの発表はこちら
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