新型コロナウイルス感染症 感染症法上の移行期間が終了
昨年5月に新型コロナウイルス感染症の感染症法での取り扱いが変更されて以来、通常の5類感染症への移行期間として扱われていた期間が3月末をもって終了した。
5類感染症への完全移行によりインフルエンザなど既存の5類感染症と同じ取り扱いになったことで、医療費の負担額やワクチン接種などの軽減措置が撤廃されたほか、大阪府など行政側が行ってきた感染対策の呼びかけについても新型コロナ感染症発生前の体制に戻された。
大阪シティバスでも感染症対策の段階的見直しが進められており、出庫時の側面窓開放や2024年導入の最新車両では飛沫感染対策の運転席のカーテン取り付けを取り止めた一方、運転手へのマスク着用は4月以降も継続されているほか、春や秋の時期を中心に乗客が自主的に側面の窓を開ける姿も引き続き確認されている。