シティバス一般路線の接近情報がGoogle Mapで提供開始
これまで自社システムや停留所のバスロケ型標柱で提供を行っていた大阪シティバス一般路線のバス接近情報が、24日から新たにGoogle Mapへの提供が開始された。
Google Mapへの接近情報提供は近年進んでいる公共交通機関の運行情報オープンデータ化の流れを受けたもので、Google Mapの行先検索を入力すると遅延情報や接近の様子にも対応。さらにスマートフォンアプリ版のGoogle Mapでは乗車予定のバスのおおまかな現在位置の表示機能も備わっている。
バス接近情報の提供範囲が広がることにより、大阪・関西万博開催に伴い増加が見込まれる観光客も含めて普段バスを利用しない乗客への利便性が大きく向上するとみられるほか、シティバスのバスロケシステムを共用しているオオサカメトロの今里筋線BRTも同日からGoogle Mapで接近情報の提供が開始されている。
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スマホアプリ版Google Mapで表示されるシティバス一般路線の接近情報。接近状況に合わせてバスの推定位置を示すアイコンが地図上で動く仕様となっている。