メトログループの2023年度決算と2024年度事業計画が発表
オオサカメトログループの2023年度通期決算と2024年度事業計画がともに14日付で発表された。
新型コロナウイルス感染症の影響が小さくなったことで乗客数が増加したため、バス事業の大阪シティバスは4億円の営業黒字(2022年度比2億円増)で増収増益となったものの、同時に発表された第4四半期決算では3億円の営業赤字に転落し、四半期決算としては2022年度第2四半期以来となる営業赤字を記録した。
また、2023年度に実施した取り組みとしてEDSS付き車両51両(万博輸送用とみられる電気バスの先行導入分含む)の導入や大阪府の補助を活用した停留所美装化、デジタルサイネージ型標柱の設置などの項目が記載。
同時に発表された2024年度のグループ事業計画では、電気バス80両(大型54両・小型26両)の導入や乗継ハブ整備、メトロ主導とみられる自動運転バス車両の開発(大型3両・小型3両)といった項目が記載されており、シティバスは年間で3億円の営業黒字(2023年度比1億円減)を見込んでいる。
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