労働基準法規制強化で発生した運休がすべて解消
4月に施行された改正労働基準法の規制強化により発生していた一般路線の運休が17日をもってすべて解消され、1ヶ月半ぶりに通常ダイヤへと復帰した。
今回の運休では期間中のべ1,426本(平日朝運行分の622本含む)が運休し利用客のべ5万人(推計)に影響。旧市バス全廃時に反対派の要望で盛り込まれていた事業継承後10年間の運行水準確保を定めた方針を今冬の運休に続き不履行となる事態を招き、市会で行われた当時の議決に法的拘束力はないものの「違反運休」の状態が続いていた。
また、今回の運休では通常のダイヤ変更に準じて各停留所掲出の時刻表を差し替えていたほか、運休解消に際しての新たなおわびは公式ホームページ・関連各停留所いずれも行われておらず、運休の一因を作った現場側に加えてシティバス本社の対応も後手を踏んだ形となっている。
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関連各停留所に用意された運休終了時のお知らせ。案内は通常のダイヤ変更と同じで、停留所では運休終了の告知は一切行われなかった。