バス運転手の制服が6年ぶりにリニューアル 新制服は制帽が廃止に
大阪シティバスのバス運転手が着用する制服が6月1日からリニューアルされた。シティバスの制服リニューアルは事業拡大を行った2018年4月以来6年ぶりとなる。
新しい制服はオオサカメトログループが取り組むSDGs推進も大きく意識が向けられ、環境負荷低減を目的に運転手の制帽が通年で廃止。制帽は新型コロナウイルス感染症流行に伴う対策の一環として2020年度から夏季の着用省略が行われており、変化した生活様式の定着を経てこの措置を通年に拡大させる形となった。
また、今回の制服リニューアルでは近年の気候変動に対応するため夏服を従来の半袖カッターシャツからポロシャツに変更されたほか、10月以降に着用が開始される冬服も含めて主な素材に再生ポリエステルを採用するなど、環境面とともに運転手のサービス性向上を兼ねた工夫が施されている。
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一般路線用車両の呼出ボタン付近に貼られた制帽を付けた運転手のイラスト。制帽廃止後も当面は差し替えを行わずに継続使用されるものとみられる。