オオサカメトロ完全子会社の「OMタクシー」誕生へ
オオサカメトロは18日、既存のタクシー企業から事業の一部を譲受する形でタクシー事業を開始することを発表した。社名は「OMタクシー」を予定している。
メトロが買収するのはナショナルタクシーの放出営業所(在籍38両)で、残存するナショナルタクシーと同名の会社を会社分割したうえ7月16日にメトロが全株式を取得。完全子会社化後はメトログループのタクシー事業として位置付けられることになり、大阪シティバスと合わせてメトログループの地上交通を担うことになる。
今回事業を一部譲渡するナショナルタクシーは現在オンデマンドバス社会実験の運行委託を請け負っており、今回の事業譲受でOMタクシーが社会実験に参画する可能性があるほか、シティバスでも閑散路線向けに普通二種免許で運転可能なバス車両を導入することから、シティバス・OMタクシー間での人材交流が起きるかが注目される。
オオサカメトロの発表はこちら