東成営業所初の新車が営業運転を開始

オオサカメトロと大阪市が共同で実施しているオンデマンドバス社会実験の車両増車に合わせて、大阪シティバスの東成営業所に日産自動車・セレナ10両(5BA-FNC28・車体:日産車体工業)が配置された。同営業所への新製配置は今春の開設以来初めてで6月29日から順次営業運転に就いている。

今回の増車は潜在的な利用需要に応えるために行われたもので、これまで主に導入されてきたワンボックス型車両からより細やかな予約に対応できるミニバン型車両へ切り替えられたことが大きな特徴。既存のワンボックス型車両と混用される形で東天王寺地区を中心に運用されている。

オンデマンドバスの増備をめぐっては20人以上が一度に乗車できる小型電気バスの導入を今後計画しており、運行時間帯や予約状況に応じてより効率的な車両運用を目指す動きを進めている。

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東成営業所に新製配置された日産・セレナ。トヨタ・ハイエースに続いてのガソリン車で号車番号は他社配置車両の続番となる51号車から60号車が割り当てられた。

車体後部の様子。一般路線用車両を対象にナンバープレートを万博特別仕様に交換する車両が登場するなか、各車ともに通常の事業用ナンバーを装着している。

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