大阪・関西万博で使用予定の自動運転バスが初めて一般向けに展示
大阪・関西万博の会場内輸送に使用を予定している自動運転バスの車両が、27日に行われた自動運転バス紹介イベントにて初めて一般向けに展示された。
展示のイベントは富田林市にて行われた「新モビFESTA in南河内」で、EVモーターズ・ジャパン製の小型電気バス(F8シリーズ4-ミニ・バス)を自動運転対応した改造車(74-7501号車・自家用扱い)が展示車両として登場。展示に先立ちオオサカメトロの河井英明社長や大阪府の関係者などが出席した記念式典も開かれた。
万博で使用される自動運転バスは閉幕後に大阪市内で実証実験を行う計画だったものの、慢性的な経営不振による金剛自動車の廃業を受けて実験予定地が同社の営業区域だった富田林市・太子町周辺に急きょ変更された経緯があり、今回の展示も万博閉幕後の実験を見据えて富田林市内での開催となった。