メトログループのタクシー部門「OMタクシー」が事業開始
オオサカメトログループのタクシー部門となる「OMタクシー」が、既存企業であるナショナルタクシーから会社分割を受ける形で7月16日から事業を開始した。
今回事業を開始したOMタクシーは大阪シティバスを含めた従来のメトログループでは対応が難しかった早朝深夜時間帯や個別の輸送に期待が持たれており、当面は前事業者から継承した放出営業所を拠点に事業の展開を予定。メトロが展開するオンデマンドバスの運行業務受託については事業開始時点では参入していない。
また、OMタクシー発足に前後してメトロ公式ホームページ内にタクシー運転手採用の求人専用ページが開設。面接場所としてシティバスの東成営業所(メトロ今里総合事務所併設)が指定されるなどタクシー業の採用では異例の対応が取られ、メトログループとしての一員であることを強く意識した採用活動が行われている。
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シティバス諏訪二丁目停留所から北へ5分の場所に位置する放出営業所。建屋はメトロの買収前と同じで前事業者時代の屋根上の求人広告は事業継承時に撤去されている。
OMタクシー放出営業所の銘板。親会社となるメトロのロゴが配されているほか、表記のカラーリングもメトロのコーポレートカラーである青色で揃えられている。
メトロと同じゴッサムフォントを採用した車両側面の社名表記。在籍車両のほとんどがトヨタ・ジャパンタクシーでカラーリングは移籍前のものを当面は継続使用する。
(敷地外から撮影)