万博工事関係者輸送用通勤バスがコスモスクエア駅への乗り入れを開始
大阪・関西万博の建設工事従事者向けの通勤バスの運行ダイヤが8月1日から変更され、ダイヤ変更に合わせてメトロ・コスモスクエア駅への乗り入れを新たに始めた。
通勤バスの乗換拠点は舞洲とATC前の2ヶ所設けられていたものの特に舞洲は利便性が悪く、運行体制の見直しによりATC前に乗換拠点を集約した経緯があり、湾岸地区で大阪シティバスと競合する北港観光バスの路線縮小によりコスモスクエア駅への発着枠に余裕ができたことで今回の乗り入れが実現した。
今回の乗り入れ開始に伴いシティバスが担当する朝夕ラッシュ時の便はほとんどがコスモスクエア駅発着へ切り替わったほか、昼間時間帯の運行本数が増発されたことで一度撤退した西日本JRバスが再び通勤バスの運行に参入し、西日本JRバスサービスも含めた3社体制での運行に移行している。
コスモスクエア駅の通勤バスのりば。1番のりばと4番のりばを中心に早朝時間帯のみ2番のりばも併用し、時刻表の掲示は従来から設置されている枠を使用している。
ダイヤ変更前にATC前停留所に登場した発着拠点変更の案内。案内は7月上旬ごろから掲出が開始され、日本語・英語の2ヶ国語による案内が行われた。