布施駅前周辺の近鉄バスとの競合が解消
布施駅前周辺や大和川地区で大阪シティバスと競合していた近鉄バスの加美線・41番(布施駅前〜加美北八丁目)が、9月20日の運行を最後に事実上廃止となった。
加美線はシティバスの一般路線開設前からJR平野駅への乗り入れを行っていたものの、乗客減を理由に2018年末に大幅減便のうえ加美北八丁目までの運行に短縮。その後の新型コロナウイルス感染症発生に伴う生活様式の変化に加えて、今年4月に施行された労働基準法の規制強化が決定打となった。
加美線の事実上廃止に伴い、小路東六丁目〜布施駅前・加美長沢住宅前〜加美正覚寺間でシティバスへの一元化が達成されたほか、一部停留所で近鉄バス側がシティバスの標柱を共用していたことから、共用していた停留所の今後の処遇も注目される。
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