万博関連輸送で使用の自動運転バス走行披露会が開催
大阪・関西万博の会場内輸送やサテライト会場周辺で使用する自動運転バスの走行披露会が、9月16日に開催された「新モビ・マルシェ in南河内」で行われた。
今回使用された車両はEVモーターズ・ジャパン製の大型車を改造した電気バス(73-5082号車・自家用扱い)で、大型電気バスが一般向けにお披露目されるのは今回が初めて。万博閉幕後の実証実験に関連して、7月の自動運転電気バス展示に続き金剛自動車(経営不振で事業廃止)の旧営業区域でのイベント開催となった。
当日の走行披露会は実証実験の舞台となる太子町周辺で行われ、自動運転へ向けた環境整備開始前のため全区間手動運転となったものの、自動運転バスに大阪府などの関係者が試乗して広報車の先導を受けるかたちで万博開催と実証実験をPRした。
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走行披露会に先立ち行われた式典の様子。式典はスタート地点の太子・和みの広場にて開かれ、太子町のマスコットである「たいしくん」も駆けつけた。
車内に搭載された自動運転に関連した機器。通常の電気バスから運転席寄りの座席を1列撤去されていることが今回のお披露目で判明した。