自動運転バス実証運行路線の運行が開始

大阪シティバスが運行業務に参加するオオサカメトロの自動運転バス実証運行路線「森之宮・京橋周遊バス」が、11月10日から期間限定で運行を開始した。来春の開幕を控えた大阪・関西万博に連動した実証運行となっており、2025年10月末までの運行を予定している。

シティバスが自動運転バスの実験に参加するのは新型コロナウイルス感染症流行直前の2020年1月以来で、グループ再編により運行専門会社に改組されてからは初めて。

今回実証運行が行われるのは万博サテライト会場「e METROモビリティタウン」周辺のヒガシエリアで、大阪城周辺を周回する大阪城周回ルート(412号系統)とモビリティタウンに直通するシャトルルート(413号系統)の2路線。運行区間はいずれも京橋駅前〜森之宮一丁目間で周回ルートの連続乗車は不可となっている。

また、運賃はシティバス一般路線と同じ大人・210円、小児・110円となっているものの、今里筋線BRTとは異なりシティバスとの乗継割引は適用されずバス1日乗車券や2社共通1日乗車券は使用不可と別建てになっていることが特徴で、運行は酉島営業所が担当している。

オオサカメトロの発表(運行開始)はこちら
オオサカメトロの発表(AIカメラ実験)は
こちら
(スクリーンショットを含めた記事の無断転載はおやめください)

営業運転に入る自動運転バス。車体には「自動運転実証実験中」の表記が加えられており、予備車(手動運転車)が運用に入る場合も電気バスが限定運用されている。

森之宮一丁目行きの行先表示。メトログループのバス路線では行先表示に「丁目」の表示を省略することが基本となっているなか、正式な停留所名が表記されている。

車内で2ヶ所(運転席後方・中扉付近)表示されている自動運転システムのモニター映像。自動運転の状態や現在の速度などが一目でわかるように表示が行われている。

運転席後方に用意されたセンサーの検知情報と車内外に取り付けられたカメラを表示するモニター。画面は随時更新されセンサーは周辺の障害物等を検知する役割を担っている。

運転席後方に設置されている自動運転バスに関連した機器の様子。横に立ち続けると機器に支障が生じるため、運行開始数日後から立入を制限するテープが張られた

車内広告枠を使用した自動運転バスの機能紹介。写真のような自動運転バスに関する紹介のほか、モビリティタウンの宣伝広告も取り付けられている。

次停留所表示機の様子。フォーマットはシティバス一般路線と同じで、森之宮一丁目の停留所名は市内バスでは1979年以来45年ぶりの復活となった。

各停留所に用意されている実証運行路線の時刻表。時刻表の形態は運行業務を担うシティバスと同型、停留所紹介は今里筋線BRTの様式を流用している。

森之宮一丁目停留所付近の様子。モビリティタウンの実験施設も兼ねた転回施設が新設されており、モビリティタウン開業後の新停留所名も標柱にすでに表記されている。

UR森之宮停留所付近に設置された乗降データ収集用のAIカメラ。こちらは運行開始直後に限定した実験で、2025年1月末までの設置が予定されている。

« Back