オンデマンドバス社会実験 「ニシ」エリア運行開始に伴う動向

大阪・関西万博開催によるオオサカメトロ中央線の混雑緩和策として、中央線沿線の都心部から大阪港周辺の「ニシ」エリアにかけての地区を対象にメトロと大阪市が共同で行うオンデマンドバス社会実験を1月27日から開始した。同じ中央線沿線の「ヒガシ」エリアと同じく10月末までの期間限定での運行を予定している。

運行範囲はメトロ本町駅から弁天町駅にかけての都心部とその周辺とメトロ千代崎駅以西を対象とした2エリアが用意されており、運賃は「ヒガシ」エリアと同額の大人・400円、小児・200円。運行業務はメトロ傘下のOMタクシーが担当し、大阪シティバスの港トレーニング場内に新設したOMタクシー港営業所を運行拠点に据えている。

また、車両については新製投入されたEVモーターズ・ジャパン製の小型電気バス「E1」を中心に、従来のガソリン車も併用されている。

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シティバスの港トレーニング場に併設されたOMタクシー港営業所。先に開設した森之宮営業所とは異なり営業所名の銘板取り付けは行われていない。

市教育センター跡地の1階に新設された「モビリティハブ弁天町」。開設時点ではオンデマンドバスのみの発着で仮設色の強い造りとなっている。

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