万博シャトルバスが発着する舞洲P&R駐車場 建設工事は大詰めに
開幕まで50日となった大阪・関西万博で、オオサカメトログループがシャトルバスを担当する舞洲パークアンドライド駐車場の工事が佳境を迎えている。
昨年12月に公表された来場者輸送計画最終版によると、舞洲内に4ヶ所設置される舞洲P&R駐車場は自家用車・団体バス合わせて最大7,240台収容することができ、シャトルバスは駐車場内に用意された5ヶ所ののりばから発着を計画。
鉄道利用の来場者が利用するJR桜島駅発着のシャトルバスに次ぐ規模の乗客輸送となることから、大規模の駐車場では余裕を持った滞留スペースが用意されているほか、暑さ対策として各のりばともに白色のテントが設置も確認されており、本番では自動運転バスも含めた45両がシャトルバス運用に就く予定となっている。
(画像はすべて2025年2月に撮影)
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空の広場や運動場周辺を利用したA・B駐車場の様子。駐車場の整備はほぼ完了しており、敷地が極めて広大なことから同駐車場内には3ヶ所のバスのりばが設置される。

A・B駐車場のシャトルバスのりば。画像の西寄りののりばでは最大5両のバスが同時に発着できるように設計されている模様で、のりばには仮設トイレも併設されている。

新夕陽ヶ丘東側に設けられたC駐車場。隣接するD駐車場と合わせて計500台収容の小規模駐車場で、設置された日除けテントも小さなものとなっている。

舞洲運動広場を一時転用したE駐車場。グラウンド内に養生マットを敷くことで駐車場化し、最大4両が同時発着可能なバスのりばがグラウンド外に設けられている。