万博シャトルバス拠点の桜島駅バスターミナル 建設工事がほぼ完了

大阪シティバスが運行業務に参加するJR桜島駅発着の大阪・関西万博来場者向けシャトルバスのうち、建設工事が続いていた桜島駅バスターミナルが3月下旬までにほぼ完成した。

桜島駅バスターミナルの工事は開幕半年前だった昨年秋ごろに本格着工。バスターミナル内の工事に加えて乗換拠点となるJR桜島駅でも乗客の滞留スペース設置や万博期間限定で使用される臨時改札を設置する工事が進められ、このうち臨時改札となる万博臨時出場口は万博開幕に先行して3月24日に供用を開始している。

本番の輸送ではシャトルバスは続行便も含めて5分間隔、JR線は新大阪駅発着の臨時電車も含めて9本/時(いずれもピーク時)運行される予定で、メインルートとなるオオサカメトロ中央線を補完する役割が期待されている。

(画像はすべて2025年3月に敷地外から撮影)
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桜島2南交差点側から見たバスターミナル入口付近の滞留スペース。1月時点からの変化として点字ブロックの敷設が完了したほか休憩用ベンチの設置も確認された。

シャトルバスの改札口となる北入口付近の様子。北入口は退場ピーク時を除いて入場用として使用される予定で開幕までに改札用の機器が設置されるものとみられる。

シャトルバスのりばの様子。のりば番号は北から順番に0・1・2…と付番されており、続行便の本数に応じて南側ののりばも使用するものとみられる。

バス待機場とおりば付近。道路の白線工事が完了したことで車両の留置位置が判明したほか、大型荷物を預かる手荷物預り所の仮設テント設置も完了している。

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